LOCAL FOOD

羽曳野の特産品

生産者の声を商品にいかす取り組み、それが「はびきのスイーツコレクション」そのものです。

羽曳野市を代表する野菜や果物を、もっと多くの方に知っていただき、もっと消費してもらうために、もっとたくさん生産してもらえば、私たちが生活する地域だけでなく、日本全体で健全なサスティナビリティが実現するはず。そんなコンセプトのもと、「はびきのスイーツコレクション」をスタートさせました。

最初に取り組んだのは、羽曳野市碓井地区で生産されている「碓井えんどう」を使った商品開発でした。羽曳野市外から移住してきて、大阪伝統野菜のひとつでもある碓井豌豆を後世に残そうと努めておられる北野阿貴さんと出会い、生産農家の難しさや作物に関する特性などをヒアリングし、メリットとデメリットを理解したうえで、従来商品にないような素材の活かし方をできないかとディスカッションを重ねました。

自然と歴史と人に恵まれた羽曳野市には、碓井豌豆のほかにも、高いポテンシャルを誇る特産物がたくさんあります。

羽曳野市で栽培されるのは主に桝井ドーフィンと呼ばれる実が大きめのいちじく。誉田・碓井地区など、地下水が多くて水はけのいい砂質土壌の土地で栽培されており、羽曳野市のイチジクは他の産地に比べて甘みが強いと言われています。

その名のとおり羽曳野市碓井地区が発祥で、通常のエンドウよりも小型ですが、一粒一粒が大きく甘みがあるのが特徴です。大阪府下で17番目の「なにわ伝統野菜」として認定されました。

小粒、種無しのぶどう。主に駒ヶ谷地区で栽培されている。5月から8月まで長期間の出荷を行っています。温暖な気候と独特の土質により、他産地よりも甘いと評判です。

羽曳野市で採れたぶどうからワインが作られており、市内には飛鳥ワイン、河内ワイン、仲村わいん工房の3つのワイナリーがある。この辺りの土地は斜面で水はけが良く、山に囲まれ南風や東風が遮られるため雨が少なく、ブドウ栽培に向いています。

低カロリーで高ミネラル。果実を乾燥させたものでは漢方で、整腸剤としての利用するとのこと。タンパク質分解酵素プロテアーゼや、腸のはたらきを助けるペクチンを多く含んでいますので、胃腸にたいへんやさしい食品です。